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僕は家族を見送った後、妻の部屋に行こうとしたが、部屋番号聞くのを忘れた為、ナースステーションに行き、部屋番号を聞くと、ベットが空いてない為、陣痛室に戻らされていた。
部屋に入り妻の様子を見ると2日間起きていた所為か,グッスリと寝ている。
義母と僕は20分程話しをしていたが、
『そろそろ帰るね』と言って義母が部屋を出て行こうとすると看護士が入って来て
『お部屋の準備が出来ましたので…』
と告げたので、帰ろうとしていた義母は機会を逸してしまった。
僕は妻をそっと起こし荷物をまとめ、妻の介添えをしながらやっと陣痛室を出た。
妻が産気づいてた時期がピークだったらしく、出産後、陣痛室に暫く居たが誰も来なかった。
やはり、ベット数が足りなかったらしく、大部屋(四人部屋)を頼んでいたが、案内されたのは、二人部屋だった。
看護士の話しではベット料は、大部屋と同じでいいとの事だった。
これも母の知人のおかげかも知れない。
気が付くと18時頃になっていた。妻に夕食が出て義母が飲み物を買いに行ってる間に照れ臭かったが、
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