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病院に着くと妻は、陣痛室と言う所に通され出産用の病院服に着替えさせられた。
陣痛室にはベットが3床有り誰も居なかったので、一番窓際のベットに妻を横にさせた。
後は、僕のやること言えば、腰を差擦る事と飲み物を飲ませてやる事しかなかった。
そんな状態が続く間に空いていたベッド埋まり、後から来た、妊婦さん達が次々と分娩室に入っていく。
妻は微弱陣痛というモノらしく、陣痛の感覚は短いが、陣痛が強くならない為、一向に子供が出てくる気配が無い。
そんな状態が三十時間程続いた。
その間の妻と言えば陣痛に馴れてきたらしく、5分於きの陣痛が無い間にトイレに行く、食事はする、酷い(?)時は、僕がトイレに行っている間に自分で自動販売機に飲み物を買いに陣痛室から出て来ていた。
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