2011年4月14日

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養護学校と言われるものは、普通二種類ある。 ①「知的障がい児」を対象とする学校 ②「肢体不自由児」を対象とする学校 である。実際には、重複障がいを負った子がいるので、②の学校に①該当者がいないわけではない。 ただ盲学校・聾学校は別にあるから、②の学校に、車椅子に乗った、しかも聞こえない子は、まずないだろう。 重複障害のばあい、「どの支援がもっとも必要か」を基準に受け入れ校が決まる。 今日は①の学校で、単一障がい、知的障害のみがある子について述べる。 この種の学校で、少々過激な性教育が実施された。まるでピンサロだと都教委の非難に遭い、養護学校の先生が処分された事件がおきた。 また、日教組のキチガイ授業と右翼の攻撃激しいが、この件に限っては、私は、日教組の味方である。 過激と言っても、表現が過激なだけで、生徒のパンツめくったわけではない。 男性器の模型がついたジャージをはいた男先生と、同じく女性器の模型がついたジャージをはいた女先生が、子作りシーンを再現して見せたのである。 見たのが知恵遅れの生徒であることに注意してほしい。 知恵は遅れてても、身体は容赦なく成長する。生徒たちは、卒業すれば、一般社会に放り出される。就職はまずない。 モデルの仕事あるよ、で、行って見たら、エロ本のモデルだった。このテの被害者が引きもきらない。自分の貞操は、自分で守ることを教える必要がある。 小学校二年か三年の計算ドリルを使ってる17歳の子が養護学校卒業までに、我が身を守ることを覚えなければならない。養護学校のその先に養護社会があるわけではない。 この子達は、過去に例外なく「舐められて、騙された」小さい傷を重ねている。おやつの配分、滑り台の待ち順、みな一度は騙されている。親と先生以外は信用ならないと子供心に思っている。その先生が教えてくれたのだ。めったな事で約束を違えない。異性がうまいこと言って来ても、許しちゃダメだ。 それなりに効果はある。 知的障害のなんたるかを知らない外野がつべこべぬかすな。 都教委の方をどやしつけたい気分である。 養護学校を自ら買って出た教師の志願動機はほとんどが博愛である。わずかな割増手当で勤まる世界ではない。 ただ、先生は信用出来る、この前提に養護学校は支えられている。 一回でも、裏切ったら、知的障害児は二度と心開かない。 祈る気分である。 セクハラ教師が出ませんようにと。
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