家出

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「ならお兄様だって殿様じゃない!」 「だから我は男だからいいのだ!」 バチバチと火花を散らす2人 松平日仍李 松平容保の妹で一国の姫だった しかし本人は姫という響きが嫌らしく暇つぶしに女でも振るえるように作られた刀【龍桜】を振るっていた しかしそれが容保にバレ龍桜は没収され日仍李には見張りがつくようになった 「あの~~」 喧嘩をする2人の本へ一人の男が来た 「殿…そろそろお時間です」 「あぁそうかでは、行こう」 容保は部屋でたが振り返り 「日仍李…問題起こすんじゃないぞ」 そういい出かけて行った 「…」 その時日仍李が企みの笑顔をしたのは誰も知らない
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