デス!メリー!クリスマス!

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ふう、目標時間までは後は待つだけ……か。 なんだかあっという間のことだったな。 「隣、いいか?」 「ん?ああ、いいよ」 そういってドスン、と俺の隣に座ってきたのは大きな身体のガンホーだった。 「もうすぐ俺達の務めが終わるな」 「そうだね」 「……あっという間だったな」 「俺も今そう思ってたところ」 「そうか」 「……ねえ、ガンホー」 「なんだ?」 「俺はね、今まで短い間だけど君達といて楽しかったよ」 「……俺もだ」 「でもやっぱりまだ怖いんだ……君と、柚が」 「仕方あるまい。……辛いことだったんだろう?」 「……嫌な記憶がこうしていつまでもつきまとうからさ、せめて楽しい記憶もずっとつきまとってくれたらなって思うんだ」 「……それは俺達のことか?」 「うん、皆と過ごしたこの数日はとても充実していた。リアルがね。」 「リア厨……とはまた違うのか」 「どうだろうね」 自分達が敵対していたものに今自分達がなっている……おかしな話だ。 「でも君達のおかげで多少俺の……アレがマシになったのは確かだよ」 「そうか、それはよかった」
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