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そして迎えた古巣アーセナルとのノースロンドンダービー。このビッグマッチにレドナップはギャラスにキャプテンマークを託すのである。
ところが同郷のナスリに試合前の握手を拒否され、目も合わせることもされなかった。
ガナーズサポーターからはボールを持つとブーイングを浴びるなど、ギャラスはのっけから精神的な攻撃を受けたのである。
しかし前半で2失点し、チームが苦しい状況に陥った中でもギャラスはプレーで味方を鼓舞し続け、アーセナルの華麗なパスワークを必死で止め、走り続けた。
その甲斐あってか、劇的な逆転劇でトッテナムは25年ぶりにアウェイでのアーセナル戦勝利を手にし、続くホームでのリバプール戦ではギャラスは円陣の中で声を出し、リーダーシップを発揮した。
ギャラスの加入でトッテナムは新たにリーダーシップを発揮し、精神的支柱となる存在を手にしたのだ。
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