トッテナムVSチェルシー

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そして迎えた、同じくロンドンに居を構えるトッテナム・ホットスパーとのアウェイゲーム。 プレミアリーグ発足以降から数えると、チェルシーはホワイト・ハートレーンで8勝3敗6分とお得意様としていた。 しかしここ5年は勝てておらず、ブルーズに立ちはだかるスパーズの選手たちは8月から戦った25試合で更にたくましくなった印象で、この試合を復調のきっかけにしたいチェルシーにとって逆に窮地に追い込まれる危険性も存在した。 その理由はチャンピオンズリーグでインテルのブラジル代表DFマイコンを振り切ったギャレス・ベイルや、レアルマドリーから加入した司令塔ファンデルファールト、攻守に走り回るテクニシャンのモドリッチ、快速の足を持つデフォーやレノンといった「個」の存在が、 とてつもない力を持つ「チーム」として機能していたからである。
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