守護体

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守護体

昔は空に白い烏が辺りを飛んでいたと祖父は言う。 当時、幼い僕は白い時点でそれは烏ではないと言い張り、泣いた。 祖父の話だと今肩に守護体として留まっている僕の烏も白かったと言う。 嘘か、誠か。 呉射に聞いても返事は、無い。
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