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「貴方が持って帰りなさい」
『そんな・・・申し訳ないですよ』
「どうせ売れ残ってて処分しようとしていたものだからいいんだ」
『処分するくらいなら貰います』
必死で琉魅が言うとニコニコしながら店主は店の奥に行った
斎「良かったな」
『はい』
斎「もう二枚程買ってきた・・・」
『本当ですか?ありがとうございます!』
斎「あんたが選ぶと時間がかかるからな」
『えへへ・・・』
琉魅は間抜け面で笑った
斎「あんたは笑顔が似合う」
『え?笑顔ですか?』
斎「あぁ・・・今から甘味でも食べに行くか」
『甘味!?やった!斎藤さん最高!』
一人テンションが有り得ないくらいあがっている琉魅
斎「総司がよく行く店だ」
『沖田さんが?甘味が好きなんですかね?』
斎「それはもう・・・尋常じゃない」
『意外ですね』
等とたわいのない話しをしながら
甘味屋に向かった
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