序章

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いつからだろう………? いつから僕は この世界に居るんだろう 「        」 どこの街か分からない 街灯の明りしかない、荒れ果てた街の中で僕は一人歩いて居た。 「        」 廃ビルの中、公園のような場所。 「        」 喉が枯れるくらい、叫ぶようにその名前を呼んでも。 誰も……出てこない、現われない 【…………………】 遠くから微かに聞こえる、不気味な声。 それを聞くまいと、耳を塞いだ僕はしゃがみ込み怯えるように震えていた。 ,
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