序章

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「…………その無関心が、本来のお前らしいと言えばらしいんだけどな。」 長い間付き合って来たこいつはそういいながら、夕日を掴もうと手を伸ばす俺の様子を見ている様だった。 俺には関係ない、 間近で起きなければ実感が沸かない。 そう思って居たからだろうか? それとも………… 『運命』とでも言うべきなんだろうか………… 既に起きて居たらしい『出来事』に巻き込まれる事を、いや、巻き込まれて居た事にこの時の俺はまだ…………リカイシテイナカッタ……… ,
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