時間
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俺たち以外、危険だからといって誰も近付かない屋上に秋元の笑い声が響く。 嫌な笑い声ではない。むしろ、心地好い。 嗚呼、今日も晴天だ。 かったるい授業をサボって。 こうして二人で話していられる時間もあと残りわずか。 嫌でも、自分が大嫌いな大人になってしまうんだ。 時間には誰も逆らえない。
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