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「さあ、ソフィア、常に精神へのダメージを受けながら、君が宣告した3日目だが、しかし僕はこうして正常だよ」
両手を広げ、勝ち誇った笑みを零しながらセレナーデはソフィアに言い放った。
するとソフィアをさすがに悔しいのか黙り込んでいる。
「……ソフィア? 悔しがってよちょっと」
「クッ……」
「クッ? クッヤシイ?」
「本当は一年ぐらい様子を見たかったのですが、あまり長いのはイヤなので……合格にしましょう」
「えーっと……ありがとう、何が?」
「脱獄ですよ、勿論」
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