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【そして、あなたたちにお願いがあります……それは、私の研究材料になってもらうこと…】
《やっぱりやべぇ、来なければ良かった！》
『あかね、逃げよう!!』
そう言って出口に向かいながら周りを見ると、出口に直行する人や、Mr,ケンジに悪口を言う人、恐怖でうずくまる人も居た…
＿＿＿ﾊﾟﾝ ﾊﾟﾝ
俺達が逃げようとした矢先、出口から乾いた音が聞こえてきた…
龍太郎はこの音を知っていた、なぜならMY TUBEで見たことがあるからだった
《銃声!?》
周りが先ほどの騒がしさから一変して、静寂に包まれた…
【あっ、ひとついい忘れました…出口には銃を持った兵隊がいます、言ってる意味わかりますよね？】
《くそっ!!逃げれねぇじゃねぇか!!》
「龍太郎、どうするの？私…怖いよ…」
俺も怖かったが、そんなことはあかねの前では言えなかった…
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