悪夢の始まり

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墓地を少し歩くと母親が眠る場所が見えてきた 他のお墓よりも全然豪華ですぐにわかる 『母さん、久しぶり…』 そう声をかける そして龍太郎は思いついたかのように言った 『あっ、そう言えば母さんの好きな林檎買ってきたんだ、食べなよ』 そう言うが返事はあるわけない 《何か言ってくれよ…俺、心が折れそうだよ…》 気がつくと龍太郎は涙を流していた…
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