第2部 仮面ライダーオーズ/災厄のコアメダル

8/10
前へ
/39ページ
次へ
オーズ 「フゥ、あと二体。」 次に現れたのは、ネズミヤミーだった。 ネズミヤミーはとてつもない数に分身した。 オーズ 「コイツ、分身出来るの?」 オーズは、緑のメダルを三枚装填し、スキャンした。 電子音声 「クワガタ!カマキリ!バッタ! ガータガタガタキリッバ!ガタキリバ!」 オーズは【ガタキリバコンボ】に変化すると、ネズミヤミーと同じ数に分身した。 そして、オーズ軍団VSネズミヤミー軍団の大乱戦が始まった。 オーズはカマキリソードを振るい、次々にネズミヤミーをセルメダルに変えていく。 そして、遂にネズミヤミーの分身は全てセルメダルと化した。 オーズ全員が一斉にドライバーのメダルをスキャンする。 電子音声 「スキャニングチャージ!」 そして、全員上空へ飛び上がり、ネズミヤミー目掛けてキックを放った。 【ガタキリバキック】を受け、ネズミヤミーは爆発した。 オーズは体力を消耗し、膝を付くと、変身が強制解除された。 映司 「ハァハァ、コンボを使いすぎたかな。あと一体なのに。」 その時、オオカミヤミーが現れた。 映司 「まずい、やられる。」 オオカミヤミーが襲い掛かってきたその時。 電子音声 「セルバースト!」 電子音声が響き、映司の右から光線が飛ぶと、オオカミヤミーを爆発させた。 映司が右を見ると、胸に【ブレストキャノン】を装備した【仮面ライダーバース】が立っていた。 バースは変身を解除した。 バースに変身していたのは、後藤だった。 後藤 「危なかったな。」 映司 「後藤さん、ありがとうございました。」 そこへ、アンクがやって来た。 アンク 「オイ映司、お前コンボを使いすぎなんだよ。死にたいのか。」 映司 「しょうがないだろ、あのヤミー強かったんだし。」 その時、強力な闇の波動が三人に吹き抜けた。 アンク 「この感じ、ボロボスか。」 三人が振り返ると、最強最悪のグリード【ボロボス】が歩いて来ていた。 ボロボス 「俺のヤミーを倒したのか。なかなかやるな。だが、これまでだ。」 ボロボスの体から三枚のコアメダルが現れ、ボロボスの手に収まった。 すると、ボロボスの腰にオーズドライバーによく似たドライバーが現れた。 ボロボスはそれにコアメダルを装填し、スキャナーでスキャンした。 ボロボス 「変身!」 電子音声 「アンコウ!モグラ!コウモリ! アングーッグッモリ!アングモリ!」 変身ソングと共に、ボロボスは黒いライダーとなった。
/39ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加