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メイマードとネミズは二人で洞窟にいた。
メイマードの下半身は魚のウロコのようだった。
ネミズ 「オイ、人間と共存するのに、何でこんな洞窟で何日も生活するだけなんだ。」
メイマード 「まずは人間を知ることから始めないとね。」
ネミズ 「人間の生活を真似るのか。」
メイマード 「そういう事ね。」
ネミズ 「ったく…。」
ネミズが外に出ると、突然雷雨になった。
メイマード 「この雷雨、まさかっ!」
すると、雨雲の中からドラゴンのような怪人が姿を現し、ネミズの前に降り立った。
メイマード 「ゴラドン。」
ゴラドン 「メイマード、ツブードの操り人形と何をしている。」
メイマード 「私は、人間を愛している。だから、あなたとはいられない。」
ゴラドン 「ホォ、ならば死ぬがいい。」
ゴラドンは火炎弾を吐き、二人を吹っ飛ばした。
ゴラドン 「まずはツブードの操り人形からだ。」
ゴラドンはネミズに向かって火炎弾を吐いた。
すると、メイマードがネミズを庇い、火炎弾を受けた。
メイマードはその場に崩れ落ちた。
ネミズ 「メイマード!」
ネミズはメイマードを抱えた。
ネミズ 「メイマード、しっかりしろ。」
メイマード 「やめて…私は…もう死ぬ。だけど…シワン…は…死ぬと…さ…3000年後に…復活するの。だから…また…会えるわ。」
そう言って、メイマードは光の粒になって消えた。
ゴラドン 「順番が変わってしまったか。だが、次はお前だ。」
ゴラドンが火炎を吐こうとした瞬間、アライブ【バッタフォーム】が現れた。
アライブ 「お前、シイヘだな。でも分かっている、お前は人間の味方なんだろ。」
ネミズ 「お前は、何者だ。」
アライブ 「俺はアライブ。ツブードを倒す為に造られた改造人間だ。」
ズミネ 「こうしてアライブがゴラドンを封印し、1000年後には俺をディスクに戻し、ツブードを封印した。」
秀平 「なるほどね。」
ズミネ 「んっ、この感覚、ゴラドンだ。封印が解かれたのか。」
秀平 「何だって!」
ズミネ 「秀平、来い!」
二人は部屋を飛び出した。
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