第3部 仮面ライダーアライブ/生命の奇跡

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ツブード一家はアジトの洞窟にいた。 リュウキョウ 「シワンが復活した。」 シム 「父さん、それは本当ですか。」 リュウキョウ 「ウム、この気配は間違いない。ゴラドンだ。」 セイリョウ 「あなた、それでは、また戦うの?」 リュウキョウ 「いや、アライブと潰し合ってもらおう。そして消耗した所を叩く。」 トーリ 「さすが親父、頭が切れる。」 チュウハ 「お前がバカなだけだ。」 トーリ 「何だと、やるのか。」 リュウキョウ 「止めぬか!兄弟であろうが。」 チュウハ 「すみませんでした。」 カナサ 「もぅ、まだ子供なんだから。」 秀平達は大きな塔に着いた。 塔の頂上は雨雲に隠れている。 秀平 「こんな物が東京に。」 ズミネ 「これが見えるのは、アライブになれるお前と、シイヘの俺、後はツブードとシワンだけだ。」 秀平 「この中にいるのか。」 ズミネ 「ああ、感じる。奴の力を。」 ? 「待って。」 二人は後ろを振り返った。 そこにはアイリスがいた。 秀平 「アイリス。」 アイリス 「久しぶりね、ネミズ。小さくなっていても、すぐに分かったわ。」 ズミネ 「今の名前はズミネだ。俺にも分かった。お前がメイマードだと。」 アイリス 「今の私はメイマードじゃないわ。アイリスよ。」 アイリスは少女から、人魚の怪人へと姿を変えた。 アイリス 「この塔の頂上に、ゴラドンがいる。行きましょう。」 三人は塔を登り始めた。
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