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四人は風穴峠に到着した。
翔太郎 「発電所ってのはどこだ。」
フィリップ 「やっぱり、念のため検索しておいてよかった。翔太郎、こっちだ。」
フィリップの後を追って、木々が茂る道を20分程歩いた。
森林地帯を抜けると、すっかり廃墟になってしまった発電所があった。
フィリップ 「ここだ。」
四人が発電所に入ろうとしたその時、全身銀色のロボットが木々の間から現れた。
翔太郎とフィリップはガイアメモリを取り出した。
翔太郎 「Tー52、お前は俺が止めてやる。」
電子音声 「ジョーカー!」
フィリップ 「それを言うなら、俺達が。だろ、翔太郎。」
電子音声 「サイクロン」
翔太郎 「フッ、そうだな。」
翔太郎&フィリップ 「変身!」
フィリップがドライバーにメモリを装填すると、フィリップは倒れ、メモリが翔太郎のドライバーに転送された。
翔太郎はそれを差し込み、メモリを装填した。
そして、ドライバーをWの形に展開した。
電子音声 「サイクロン!ジョーカー!」
翔太郎の体は風に包まれ、Wに変身した。
竜もガイアメモリを取り出した。
電子音声 「アクセル!」
竜 「変…身!」
竜はメモリを装填し、スロットルを回した。
電子音声 「アクセル!」
竜はアクセルに変身した。
WはTー52を指差した。
翔太郎&フィリップ 「さあ、お前の罪を数えろ!」
竜 「さあ、振り切るぜ!」
Tー52はドライバーを装着し、二本のメモリを装填した。
Tー52 「ヘンシン!」
電子音声 「フラッシュ!ジョーカー!」
Tー52は偽Wに変身した。
偽W 「ワタシハ、モウTー52デハナイ。サイキョウノライダー、カメンライダーツインダ。」
翔太郎 「仮面ライダーツインだと。お前に仮面ライダーは名乗らせねぇ。」
Wは飛び蹴りを放った。
ツインはそれをガードした。
その隙にアクセルが後ろからエンジンブレードで切り付けた。
しかし、ツインにはダメージがほとんど無かった。
Wはジョーカーメモリをマキシマムスロットに装填した。
電子音声 「ジョーカー!マキシマムドライブ!」
Wは風に包まれ、上空に浮かんだ。
翔太郎&フィリップ 「ジョーカーエクストリーム!」
Wは真ん中から二つに別れ、右足と左足から合計二発のキックを浴びせた。
ツインの体が爆発に包まれた。
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