22.果てた姿.。

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 晋作さんがくれた、大事なお守り。 「ああ…。  里奈、愛してる」  力のない声で、あたしに最期の言葉をくれた。  その後、晋作さんは話せなくなり…。  やがては目を閉じた。  ―晋作さんが息を引き取るまで、あたしはずっと手を握っていた。  それはあまりにも突然のある日の出来事だった―…。
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