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晋作さんだけじゃなくて、桂さんたちと別れるのだって辛い。
でも、晋作さんの最期の願いなら、帰らなくちゃ…。
「はい。
今までありがとうございました」
「どこかでまた逢えたら幸運だね」
桂さんと少し会話をしてから、支度をして、あたしたちは町中に向かった。
―…。
新撰組だ―…!
町中を歩いていると、沖田さんや土方さんと出会した。
「白昼から堂々と町中を歩くとは…覚悟は出来てるのだろうな?」
「勿論、お主らを倒す為に来たのだ」
土方さんと龍馬さんの言い合いが少し続いた後、斬り合いが始まった。
「里奈さんは下がってて!」
桂さんに言われ、あたしは後退る。
血が宙を舞い、人が次々倒れてゆく光景を見た。
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