これから一体私は…

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「初めっ!!」歩の声が道場内に響き渡る。 「待ってください、もう一本木刀貸してください。」 と、歩に言った。 「(なんやのあの子二刀流なん?) 使いや?」 渡された木刀を持ち構える。 「へぇ、二刀流なんですか~ 不思議な構え方ですねぇ?何処の流派なんです?」 「流派はない… 敢えて流派を付けるとしたら、黒揚羽流 二の藤――――…… 私の、私だけの流派…」
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