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「小娘、いい加減止めてやってはくれんか?
皆が怖がっておるでわ無いか」
ははっとふざけながら芹沢がいう。
チッ 舌打ちする。
「興がそれました、これ以上わ求められなそうですね…
仕方ないので、今日は終わりです。
土方?何時まで…地べたと接吻かましてんですか?地べたと恋仲になったとしても、子は作れませんよ~」
軽く弄ってみる。
「あの…起きないんですけど…
大丈夫ですかね?
ああ、私ったらまた我を忘れてごめんなさーい」
あーホント駄目かも…芹沢ってまだ生きてたんだね。
「……………………
ブハッ
桜花てめぇ…良くも殺りやがったなアァ゙?」
あっ、生き返った、良かったのか解んないけど…🎶
先程より凄み方が強いがどうでも良い。
「で?
壬生狼のみなさんわ、これでも、これだけの実力の差がありながらも私を女だからというくっだらない理由で追い出すんですか?
良く考えてください?
私は、未来を知ってるんです。この組がどうなって誰がいつ死ぬとか、滅ぶのか生き続けるのか
そんな情報を持った私が長州の仲間になったらどうするんです?」」
だから、ここに居させてほしいと言葉を発しようとしたが、グラリと身体が傾いた。
そして私は意識を失ってしまった――――――……
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