第三章…死の警告

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僕は動揺してレイ君の顔を見た キラ「…その手紙、どうして君が持ってるの…?」 レイ「………。すいません。偶然、本の間に挟んであったのを見付けてしまったんです……」 僕は悲しく微笑んだ キラ「…そっか…レイ君、見付けちゃったんだね…。この手紙………」 レイ「キラは……」 震えながら言ったレイ君の言葉を上手く聞き取れなくて、 思わず聞き返した キラ「え、なに?」 レイ「黙って消えるつもりだったんですね……」 キラ「………」 レイ「貴方は…誰にも言わず、 ただひとりで……。 ひっそりと死んでいくんだ、と… そうなんですね…?」 キラ「うん…そうだね。 ごめんね……」 僕は悲しく笑いながら、 レイ君に謝った
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