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彼の部屋のドアが開いた瞬間、 「汚ねえとこだけどあがって」 と、壁に押し付けたわたし耳に飛び込んできた彼の第一声。 「お邪魔しまあす」 と、ハートマークをつけたくなるほどの甘ったるい第二声。 大好きな彼の部屋に侵入してくる茶髪のイケスかない感じの女が、女の全体像が脳裏に浮かんだ。
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