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自分でもびっくりしたよ。 だって、白い壁に、うっすらと血が滲んでいたんだから。 ふと我に返って、耳に触れると刺すような痛みがあったわ。 指先には血がついていたし。 どんだけ夢中になってたんだよって思って、ケータイを開くと、時刻は午前四時過ぎで……。
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