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思った瞬間、わたしがなにをしたのか。 おぼえていないし、わからない。 ただ、“現実のわたし”が気がついたとき、わたしは、耳を押し付けた壁に両手を当てた状態だった。 いつの間にか朝陽がカーテン越しに射してきていた。 どうやらわたしは寝ていたらしいのだが、これがなんだか不思議な感覚で……。
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