2

37/46
前へ
/260ページ
次へ
ワタシ、とにかく彼が心配になって、夢中になったのかな……。 「どうしたの!?」 気がついたときには、そう叫んだあとだった。 叫んで、ハッとして、弾けるようにベッドから離れた。 ヤバいと思った。 絶対に起こしちゃったって、そう思ったの。 自分の状況を忘れてたみいで……。 でもね。 二人は起きなかった。 て言うか、ワタシの叫び声に反応しなかったの。 ピクリともね。
/260ページ

最初のコメントを投稿しよう!

478人が本棚に入れています
本棚に追加