ー時の始まりー

3/30
前へ
/50ページ
次へ
ふぅ~。 今日も清々しいなぁ。 こうやって屋上で煙草を吸うのが私の日課。 足元には、可愛いペットのゼンゾウ。 まぁ、私が創ったから私に忠実なんだけど…。 ドMだから、皆から蹴り上げられて喜ぶの。 でも、ゼンゾウは全身が臭い毒で覆われてるから…私以外は直接ゼンゾウに触ったり出来ないんだけどね。 「ゼンゾウ?ゴッドさんの所に行こうか!」 そろそろ時間だから、もう行かなきゃ。 「ご主人~。わかりましたわぁ~。」 ギョロっとした目を、しっかりと私の方に向け、のそのそと歩きだした。
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加