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そんな、ある日。 宝石に見とれていると、金持ちの少年がやってきて、彼をからかった。 「その宝石はダメだな、カットが荒っぽいし、ひどく歪んでるじゃないか」 けど、彼はまったく傷ついた様子もなく、言った。 「そうかもしれないけど、僕はこの歪んだ感じがすごく好きなんだ」
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