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浅樹秋葉は夢を見ていた。
その夢は、とても賑やかな高校生活を過ごしている自分の姿だった。そんな幸せそうな自分の姿を見ていると急に頭に響く声、その声の主が分かった所で夢が覚めた。
「こら、秋葉さっさと起きなさい」
「今、起きたよ姉さん」
そういって起き上がると俺の腰に跨るように座っている姉さん。
「『今、起きた』じゃないの早くしないと式に遅れちゃうよ!」
そういったのは俺の姉さん、まぁさっきから姉さんって読んでるからわかるよな因みに名前は千草
歳は俺より5つ違うから今年で21歳仕事は、まぁ後程ね。
ここには俺と姉さんしか住んでない。
両親の話も後程にして(因みに両方とも生きてるよ)とりあえず今はメシを食べて入学式の準備をしなくてはいけない。
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