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母の元に渡ったホクトと愛子を迎えに行く健。
俺は決めた。
どんな事があっても2人を守ると…。
愛子が3歳
ホクトが1歳
になった時、父は保育園に2人を預けて、仕事に行った。
そんな頑張ってる健を母は応援していた。
そして困ったら協力してくれた
家事をやってくれたり
ホクトと愛子の迎えに行ってくれたり。
一人になったとき思ったんだ…
健は1人では何も出来ない事に気づいたんだ。
一人で全部こなそうとしていたから、出来なかったんだ…
よくみんなカッコつけてるのかは知らないが一人で出来るとかひとりで生きていくとか言うが
【一人じゃ何もできないんだ】かならず誰かが必要なんだ。
だから、健は、ムリはしない。カッコウなんてどうでもいい、弱虫だろうが情けないだろうがもうなんとでも言ってくれ…
俺は決めたんだ…
そういいながら健は毎日、
子供と自分の為に頑張った…。
小百合がいつも言ってたんだ、『たけちゃん困ったら、誰かの力借りていいんだよ。』
その言葉の意味が今、わかったよ。
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