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いつもの学校の帰り道。
夕日がいつにも増して眩しい。
恭介「なぁー、お前ら知ってる?」
藍貴「何をだよ?」
恭介「゙リアル人生ゲーム゙ってやつ」
一瞬時が止まった。
惣介「あー、分かる、分かる。あの駅前の古いおもちゃ屋のすごろくでしょ?」
恭介「そう!そう!あれで人が本当に死んだんだって!」
涼太「うそつけー。」
恭介「マジだって!俺の先輩がさ…」
藍貴「じゃあ、俺たちでやるか?」
また時が止まる。
惣介「俺は…いいよ。」
涼太「俺も賛成!」
…恭介の手が震える。
藍貴「恭介は…?」
恭介「い、いいよ…やろう、ってかやるぞ!」
俺たちはまだ知らなかった、この軽はずみの言動が俺たちを地獄へ導くことになるとは…
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