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屋敷に戻り台所でお茶を沸かしていた。
殺生丸は、寝ていた。
(薬は、飲んでるし大丈夫だろう…)
トントン…
誰かが戸を叩いた。
茅火と雅が戸の方をみた。
「だれ…。」
「夜鈴様!!村に山賊がっ!!」
「分かった、今いく」
私は、戸の横にかけてあった犬妖怪の毛皮を被り面を被って…。
「雅、みんなを見といて。」
「ワンッ!!」
いきよいよく、茅火と屋敷を出ていった。
村は、走れば三分もかかんない。
村の方から煙の臭いがする。
(火を放たれたか…。かすかに血の臭いもする。)
「茅火、急ごう!!」
「ワンッ!!」
村についた―
「きゃあぁっ!!助けてー」
ザンッ
「うぁぁ…」
山賊は斬られて倒れた。
「早く、子供を連れて逃げろ!!この先に寺がある、そこに隠れてろ!」
「あ…ありがとうございます」
「早く行け!」
女は、子供を抱いて駆け出した。
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