†出会い†

8/10
前へ
/41ページ
次へ
屋敷に戻り台所でお茶を沸かしていた。 殺生丸は、寝ていた。 (薬は、飲んでるし大丈夫だろう…) トントン… 誰かが戸を叩いた。 茅火と雅が戸の方をみた。 「だれ…。」 「夜鈴様!!村に山賊がっ!!」 「分かった、今いく」 私は、戸の横にかけてあった犬妖怪の毛皮を被り面を被って…。 「雅、みんなを見といて。」 「ワンッ!!」 いきよいよく、茅火と屋敷を出ていった。 村は、走れば三分もかかんない。 村の方から煙の臭いがする。 (火を放たれたか…。かすかに血の臭いもする。) 「茅火、急ごう!!」 「ワンッ!!」 村についた― 「きゃあぁっ!!助けてー」 ザンッ 「うぁぁ…」 山賊は斬られて倒れた。 「早く、子供を連れて逃げろ!!この先に寺がある、そこに隠れてろ!」 「あ…ありがとうございます」 「早く行け!」 女は、子供を抱いて駆け出した。
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

229人が本棚に入れています
本棚に追加