†夜鈴の過去†

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りんは、魚を捕まえて戻ってきていた。 「お姉ちゃん捕ってきたよ!!」 「ありがと。じゃあ、そこに置いて焼いてくれる?」 「うん!!」 といい、りんは魚を焼き始め夜鈴はみそ汁を作っていた。 その時、殺生丸がやってきた。 「あっ、殺生丸様!おはようございます!」 とりんが元気よく声をかけた。 それに続いて夜鈴も声をかけた。 「おはよう、殺生丸様。もう大丈夫みたいだね。りんちゃんが一緒に作ってくれたご飯食べない?」 「お前!殺生丸様が人間の食べ物を食べるとおもって「…食う」 「っへ、殺生丸様!?」 「食うと言っている…」 「ふっ、あははっ!」 邪見と殺生丸の会話を聞いて夜鈴は、笑いだした。 「貴様、なぜわらう!?」 と邪見が顔を赤くして怒鳴った。 「ふふっ、ごめんごめん。あなたたちの会話が面白くてね。つい笑っちゃった!」 (こんなに、笑ったのは久しぶりだな。) 「やっと、笑ったな。」 「えっ…」 殺生丸が突然そんなことを言ってきたから夜鈴は、変な声を出してしまった。 「私は、笑ってたつもりだったんだけど…」 「お姉ちゃん全然笑ってなかったよ…」 りんが寂しそうに言ってきた。
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