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「一人になってから笑うことを忘れてしまったからね…。でも、みんなに会えて久しぶりに笑えたよ!辛気くさい話は無しにしてご飯食べよ。」
と夜鈴は、ご飯とおかずを盛った皿をもち、運んでいった。
その後ろをりん、殺生丸と続いて台所を後にし、ごはんをたべはじめた。
パクパク―
「この野菜美味しい!」
とりんが言った。
「この野菜は、村の子供達が作っているんだ。」
「そうなんだ!この魚もおいしい!お姉ちゃん本当、上手だね!」
「そんなことないよ。りんちゃんが一緒に作ってくれたから美味しいんだよ)ニコ」
「また、笑ってくれたね!」
(何でだろ…。この人たちと一緒に居ると自然に笑える…)
夜鈴は、そんなことを考えながらご飯を食べていると殺生丸が話しかけてきた。
「お前は、奈落と戦うのか…」
「私は…私は、父と母を殺された。村もまた、焼かれてしまった…。だから、私は奈落にふくっ…。奈落を倒す。」
夜鈴は、復讐と言うのをやめた。
「なら、一緒にこない!?」
とりんが聞いてきた。
「こらりん!!殺生丸様の許可なくいうな!」
「だって、邪見様私たちと目的はおんなじなんだよ!」
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