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「つぅ!結界が破れた…。まずい、これでは妖怪がくる。」
夜鈴は悔しそうな顔をしていた。
(どうやって破った…。)
と考えているとひとつの矢が飛んでいくのが見えた。
(あれは…、確か母上が放つ羽馬の矢。まさか、巫女がいるのか!?)
「茅火、雅!結界を壊した奴等の元に行くぞ!村の皆は私の屋敷の隣の蔵に行け!」
夜鈴は、直ぐに向かおうとしたが殺生丸が止めた。
「まて、私も一緒に行く…」
「殺生丸様…、この妖気かすかにですが貴方と同じ感じの妖気です…。しかも、匂いもにている。それに人間も混ざってます。最初、貴方に出会ったときも貴方に傷を負わせた妖怪はこの妖怪なんじゃないんですか?」
と夜鈴は、聞きたかったことを殺生丸に聞いた。
「あぁ、そうだ…」
「やっぱり…。それより、早くその妖怪達の場所に急ぎましょう。結界を組み換えなければ…」
といい二人は走り出した。
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