プロローグ

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自分が何かの能力に目覚めたり、仲間とともに巨大な悪と立ち向かう,なんてことはない。 いつもの日常は、まるで流れ作業のように流れていく。 何の刺激もない、ただの普通の変わりないいつもの日常。 だからといって刺激を求めたら自分の命は危険にさらされるかもしれない。 自分の命が大事だから自分は今この日常を生きている。 でも、それでいいのか・・・? 刺激があってもなくても、人は死んでいく。 事故だとしても、寿命などだとしても、人は必ず死ぬものだ。 本当に、これでいいのだろうか・・・ そう思っていた時に一通の手紙が届いた。 誰からだろうか・・・? 白い手紙の真ん中あたりに、赤い血のような色で書いてあった 宛名 「クロス・クロノスより、箱舟への招待状」 ・・・・箱舟への招待状? 書いている意味がまったくわからず、ただ好奇心のみでその招待状を読み始める。
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