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毎年元日にやる漫才の番組。それに俺達もでる事になって。漫才をやるのは本当に久しぶりで、俺はうれしくて仕方なかった。だから絶対いいものにしたくて、仕事の合間に必死で考えたネタ。今までにない自信作だったのに。なのになんで・・・
-「これじゃダメだ。これじゃ春日のキャラがいきてこない。」-
いつもは意見なんてしないあいつがめずらしく反対したんだ。
俺はもうすべてを否定された気がした。もう嫌だ。あいつの顔なんかみたくない。このままどこか遠くへ行ってしまいたい。
「若林!!!!!!」
瞬間聞こえたあいつの声。ふとみると、俺の目の前には大型トラック。
俺はそのまま意識を失った。
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