出会い

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別に厳しいわけじゃない。 この髪の事だってベースの事も何も言わない。 だけど父親の前ではやりずらいのが事実。 「ほら…着いたよ。」 車からおり玄関に入る 「「「お帰りなさいませお嬢様。」」」 メイドや執事が一声に声をかける。 「ただいま。」 適当に挨拶をして自分の部屋に向かう。龍も一緒。 部屋に入るとベースを優しく置き着替えに向かう。 『………龍…私着替えたいんだけど?』 「気にしなくていい…」 『気にする。』 私は苦笑いで龍に答える。 そうすると龍は近づいてきて後から抱き締めてきた。 「何で気にする?夕凪の体は何回も見たことある。今更気にするな。」 『変な事言わないでよ…それは小さい時の話でしょ…』 「まぁ確かに。でも近々見せてもらうから覚悟しておけ。」 耳元で囁かれ心臓がうるさい。 私達は付き合っている。 もちろんお父様には内緒。 『私は見せる気ないもん///』 赤くなった顔を隠すように龍の胸に顔を埋める。
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