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「クスクス…見せてもらうさ…」
龍が指を顎に置き上を向かせる。
暫く見つめあったあと龍の整った顔が近づいてきて私も目を閉じる。
唇が触れ合う瞬間。
トントン
「お嬢様ご夕食の準備がととのいました。」
『……わかった。すぐ行く。』
「かしこまりました」
メイドは返事を聞くと戻って行った。
「お預けか…まぁいい。続きはまた後でな。」
頬にチュッとキスをし部屋を出ていった。
『ハァ…心臓うるさい…』
慣れないキスをされそうになり煩くなっていく心臓を何とか押さえ込み着替えをしていく。
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