プロローグ

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二百年程前― 地球に新しい人種が舞い降りた。 彼等は異空間から来た『魔術師』と名乗る者だった。 政府は迷った。はたして未知の世界の者たちと共存できるのかと…。 政府は迷った末にある条件付きで共存の道を選んだ。 その条件とは、世界中で起きている不可解な事件を解明すること。 当時、この事件に手を妬いていた政府は魔術師に事件を押しつける形で条件を提示した。 期限は一年。誰もが無理だろうと考えていた条件を魔術師はすんなりと呑むと、半年後に事件を解明してしまった。 これには政府も驚愕し、手のひらを返したように魔術師たちを讃えた。 そして政府は魔術師たちとの共存を正式に発表した。 世界中で賛否両論の意見が飛び交う中、人々は魔術師と共に生きてきた。 その後、魔術を取り入れた世界は驚く程の早さで、素晴らしい成長をとげた。  
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