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何故だろう いつも変な夢を見る。 むくろのような 木の穴から一人の女の子が顔を出した。 すると 一匹の狼も現れる。 「どうした?ご飯の時間?」 白い大きい狼はダラリと舌を出して言った。 「違う。匂いがする」 「くさい匂い」 女の子の言葉に狼も続ける。 「行こう」 女の子は狼にまたがって、西に向かって走って行った。
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