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「何ですか、物騒ですねぇ」
「何故知っている!企業秘密だぞ!」
ひょろっと男の物言いを無視し、兵のような男は 剣先を向けた。
「止めましょう。そういうのは良くない。」
「っさいぞ!どういうことだ?!答えんか!」
「…私はねぇ」
ひょろっと男はいつの間にか兵のような男の目と鼻の先まで近づいていた。
「無駄な血は流したくないんです。汚れるし痛いし」
なので…
とひょろっと男は続ける。
「これにて、失礼」
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