1人が本棚に入れています
本棚に追加
「何か不気味だね・・・」
それがトンネルを見た正直な僕の感想。
「別に悪い奴じゃ無いんだけどな、アイツ」
気分を害したように顔をしかめてシェウィンが呟いた。
「お知り合い、なんですか?」
おずおずと真歩ちゃんが問い掛ける。
「前の依頼主だよ。
トンネルに異変が起きてるから調べてくれって頼まれた。
異変はあの時解決したんだけどな・・・」
難しい顔をしてシェウィンは考え込んじゃった。
その時僕は居なかったから困った事に分からないんだよね。
ちらり、とシェウィンが真歩ちゃんに視線を移した。
最初のコメントを投稿しよう!