とある女性の憂鬱2

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シャワーを浴びてスッキリして寝ようと考えたんだが… 頭がフル回転して眠れない… 仕方がなくベットから起き上がり 煙草に火を着けた… 「フゥ~……」 どうにか寝ようと考えた結果… お酒を少し飲もう… そして、ほろ酔いになって寝よう…… お酒は彼に、助けられてから控えてたんだが… 「…別に、家だからこの前みたいな事が無いから平気よね…」 私はキッチンの灰皿に煙草を置き ロックグラスを氷で満たしウイスキーを注ぐ… 別に、水割りでも良いが やっぱり、気分的にロックが良い 煙草にウイスキー…… なんか私、オッサンみたいだな… こんな私を見て彼はどう思うんだろうな… 「ねぇ……私って彼から見たらおばさんなのかな…」 鏡で反射した自分の顔を見ながら グラスを傾けた… 徐々に、酔いが回ってきた体を椅子に預け 私は、煙草を深く吸いゆっくりと吐き出し考える… いや、考える必要は無い… ただ……ただ私は怖いのだ 彼への気持ちは認めるが…… 別に、男性と付き合った経験が無いわけではない しかし、ここまで年の離れた人と特別な感情を 抱いた事はない… もし私の年齢が彼の恋愛対象に入らなかったら 私は告白する事も無いまま敗北するの…? でも、遅い… こんな事を考えてる時点で私は認めているんだ… 彼の事を特別な感情を持っていることを…… 「そうか……私は彼の事を好きになっているのね…」 そう呟くと、私はグラスに入っている ウイスキーを一気に飲んだ……  
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