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シャワーを浴びてスッキリして寝ようと考えたんだが…
頭がフル回転して眠れない…
仕方がなくベットから起き上がり
煙草に火を着けた…
「フゥ~……」
どうにか寝ようと考えた結果…
お酒を少し飲もう…
そして、ほろ酔いになって寝よう……
お酒は彼に、助けられてから控えてたんだが…
「…別に、家だからこの前みたいな事が無いから平気よね…」
私はキッチンの灰皿に煙草を置き
ロックグラスを氷で満たしウイスキーを注ぐ…
別に、水割りでも良いが
やっぱり、気分的にロックが良い
煙草にウイスキー……
なんか私、オッサンみたいだな…
こんな私を見て彼はどう思うんだろうな…
「ねぇ……私って彼から見たらおばさんなのかな…」
鏡で反射した自分の顔を見ながら
グラスを傾けた…
徐々に、酔いが回ってきた体を椅子に預け
私は、煙草を深く吸いゆっくりと吐き出し考える…
いや、考える必要は無い…
ただ……ただ私は怖いのだ
彼への気持ちは認めるが……
別に、男性と付き合った経験が無いわけではない
しかし、ここまで年の離れた人と特別な感情を
抱いた事はない…
もし私の年齢が彼の恋愛対象に入らなかったら
私は告白する事も無いまま敗北するの…?
でも、遅い…
こんな事を考えてる時点で私は認めているんだ…
彼の事を特別な感情を持っていることを……
「そうか……私は彼の事を好きになっているのね…」
そう呟くと、私はグラスに入っている
ウイスキーを一気に飲んだ……
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