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私は何故覚束ない足取りで、街をさまよっているのだろう?
いや分かっている飲み過ぎだ…
私だって人間だ…社会人とエージェント
2つの仮面を被り暮らす事に疲れ、酒に溺れる事もある
まぁ機関に所属している以上、会社にアフター5を共に過ごす同僚もおらず、介抱してくれる男も居ないが…もう慣れた
「ハァ~、一服して家に帰るか…」
とりあえず今は煙草が吸いたくてしょうがない…
え~と…ベンチは…
あっ…あった
幸いその公園の近くに自宅がにあったため
そこにした、帰りは少しは楽かな…
そして、私はベンチに座りメンソール入りの煙草に火を着け…一服する
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