とある女性の憂鬱2

18/22
前へ
/27ページ
次へ
「ごめんなさい!お待たせしちゃて!」 膝に手を当て肩で息をしながら頭を下げ謝る彼…… 大丈夫よ、私は貴方がちゃんと来てくれただけで嬉しいから… 「もう…駄目ですよ?あまり女性を待たせては…ほら顔を上げて下さい?」 彼に微笑みかけ、額の汗を拭いてあげる… ありがとう、必死に走ってくれたのよね? ……彼がぼーっと私を見ている見とれてるとか? ……それだったら良いな …まぁそんな事、 有るわけ無いけどね…
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加