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その後…
「良ければ遅れたお詫びに昼食でも」と彼が言ってくれたが、
辞退して喫茶店で話す事にした
さすがに、高校生に奢らせるのは気まずい
彼が何か緊張していたようだが、
チャックに何か耳打ちされると意を決したように話を始めた
「えっと…もうお察しだと思いますが、今日は彼に是非貴女を紹介してくれと言われてしまって…その平太…平太君は凄く貴女に興味があるらしくて…」
「はい!俺…いえ僕は、話を聞いた時から貴女にに憧れてて…」
チャックが必死のアピールを聞きながら、
出そうになる溜め息を堪えるだけで精一杯だった…
ごめんなさいね…
悪気は無いけど、私はあなたを紹介した人にしか興味がないのよ…
でも、このチャックいえ…平太君を一蹴したらやっぱり
彼の交友関係は悪くなるのかしら?
ハァ~…ダメだ鬱になってきた
ふと気が付くと彼が携帯をいじって何かしている…
まぁ自分の友人と言えども、隣で必死に女を口説いてたらうざいわよね……
っと私のカバンが震えているではないか
彼からメール?
って携帯いじってたのはこれだったのね…
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