5人が本棚に入れています
本棚に追加
ガサガサッ…
2人は物音に反応し、それぞれの武器“刀”と“短剣(ダガー)”に手をかけた。
「冬華!防御壁(シールド)を張れ!」
宙はそう言い刀を構えた。
「‘氷よ我らを守りたまえ氷の壁(アイス・ウォール)’」
冬華は魔法を唱え相手の攻撃に備えた。
シュッ
その瞬間茂みからウルフが3頭でてきた。
ガルルゥ~
3頭は歯を剥き出し威嚇してきた。
ここはこいつら(ウルフ)の縄張りだったのだろう。
しかし、出会ってしまったものは仕方がない。
いま、この3頭から逃げたとしても追いかけてくるだろう。
それならば戦うしかないのだ。
様子をうかがっていたがこちらが先に動いた。
宙がウルフに向かい駆け出したのだ。
それを見て冬華は魔法の詠唱を始めた。
「‘地を這うものを氷で被え アイス・フィールド’」
最初のコメントを投稿しよう!