プロローグ

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ガサガサッ… 2人は物音に反応し、それぞれの武器“刀”と“短剣(ダガー)”に手をかけた。 「冬華!防御壁(シールド)を張れ!」 宙はそう言い刀を構えた。 「‘氷よ我らを守りたまえ氷の壁(アイス・ウォール)’」 冬華は魔法を唱え相手の攻撃に備えた。 シュッ その瞬間茂みからウルフが3頭でてきた。 ガルルゥ~ 3頭は歯を剥き出し威嚇してきた。 ここはこいつら(ウルフ)の縄張りだったのだろう。 しかし、出会ってしまったものは仕方がない。 いま、この3頭から逃げたとしても追いかけてくるだろう。 それならば戦うしかないのだ。 様子をうかがっていたがこちらが先に動いた。 宙がウルフに向かい駆け出したのだ。 それを見て冬華は魔法の詠唱を始めた。 「‘地を這うものを氷で被え アイス・フィールド’」
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